奈良は桜井市の山の中に、笠そば畑から取れるそばの実を使ったお蕎麦が頂けると話を聞き、車を走らせました。
大阪は滝畑ダムくらいの細道を通り、たどり着いたのが笠そば処。
行き方は大阪からなら長谷寺を進み、ダムから迂回して進むか、巻向駅の所から細道を進むかとなります。
車から出ると、標高は500-600mほど、暑い日でも風が心地よくロケーションはバッチリ。
荒神の里・笠そば処 来店、レビュー
店の外観は大きめ、駐車場は3箇所(店舗入口前、神社前、画像の店舗裏側)と大きく、平日なら混むことはないかと。
店舗入口。
右手にトイレ、左に直売所、正面に笠そば処があります。
店内に入ると野菜などの直売所の他、有名人のサインや新聞掲載など歴史を堪能することができます。
そば打ち体験も可能で、予約すればそば打ち教室を楽しめます。
お店入口と注文場所にメニューがあります。
※メニュー、2024年7月9日の情報
そば
- 荒神そば
- ざるそば
- ねぎそば
- 山かけそば
- にしんそば
- きつねそば
- 月見そば
- 梅とじそば
- かけそば
- 山菜そば
サイドメニュー
- かやくごはん
- ミニきつね
- ゆでたまご
- ノンアルコールビール
- 酒(ワンカップ)
- ビール(中瓶)
荒神の里・笠そば処の特徴
笠産のそばを100%使用し、一番粉と二番粉を共に入れた挽きぐるみの風味豊かなそばです。
引用元:https://www.kasasoba.com/point
そば粉は、ソバのみ(玄そば)の殻をとって、中の実を挽いたものを使用しています。実を割って製粉することで、なめらかな舌触りに仕上がります。
笠地区は標高が400~500m有り、そばづくりに最適な気候・風土に恵まれています。その環境こそが、良質なソバの実を育てることを可能にしています。
ほどよい風味があり、歯切れが良く、つるつると口当たりのよい『おいしいそば』をご提供できる要因の一つとし豊かな自然があげられます
一番粉と二番粉を使った香りと風味浴衣な挽きぐるみそばのようです。
また、標高の高い所に位置する為、水の鮮度もいいと考えられます。近くにある笠山荒神社では御神水を頂けます。
また、向かいには笠山荒神社が鎮座しています。
初めて火を起こし物を煮て食べる事を教えられた、かまどの神様が祀られています。
お蕎麦を頂く前に、こちらで気持ちを清めるも良し、食べてから訪れるも良し。
※7月に来ましたが、ハチが結構な量飛んでいたのでハチ刺されに注意しましょう。
荒神の里・笠そば処 ざるそば 実食レポ
今回はざるそば大盛りとかやくごはんを注文、注文後にテーブルで待っていると持ってきてくれるそうです。
店の中の雰囲気は抜群、変な堅苦しさもなくテーブル席や画像のような座敷、そして外で食べられるテラス席があります。
テラス席からは、広大な自然を堪能しながらお蕎麦を頂けます。
しばらくまつとざるそば大盛りとかやくごはんがきました。
蕎麦を嗅ぎますと上品な香りがそそります。
そばだけを食べると、上品で豊かな蕎麦の風味、みずみずしくツルツル食感に歯切れが良く、美味しい。
口当たりが良いので、蕎麦だけでもズルズルと食べられます。
おツユはまろやかな醤油とダシの風味、濃い!という感じもなく関西人なら間違いないお味。
ツユをつけて食べると歯切れの良さと食感に喉越しが光ります。
思っているよりツユ感は薄く、蕎麦の風味が強くあります。
薬味を入れるとツユが一気に表情が変化、口当たりの爽快さが更に強くなって美味い。
大盛りなのにものの数分でズルズルっと平らげました。
かやくごはんは思っているよりボリューミー、懐かしの味で美味しい。
そば湯は甘みのあり香りが立つ、トロッと感は薄めでした。
荒神の里・笠そば処 評価まとめ
- ロケーション抜群
- 原産の蕎麦を頂ける
- 蕎麦はみずみずしく、歯切れとツルツル食感、いつまでも食べていれる美味しさ
奈良の山の中、店のまったり感や自然を堪能、蕎麦のクオリティ、どれもとっても最高なお蕎麦屋さんでした。
店のロケーションが良いので、景色メインで訪れても美味しくお蕎麦を頂けるでしょう。
概要
店名 | 荒神の里 笠そば |
住所 | 奈良県 桜井市 大字笠4408 Googleマップ:https://g.co/kgs/AoSrht2 |
営業時間 | 【直売所】9:00~16:00 【食堂】10:00~16:00 |
定休日 | 水曜日(但し、祝祭日と1月、4月、9月の28日を除く)12月30日・31日 |
公式サイト | https://www.kasasoba.com/ |