和歌山は真田幸村のゆかりの地とも言われている場所、九度山町。
大阪なら麺坊 万作 南花台本店を通り過ぎ、橋本市までの道を走り続けると見えてくるのが、道の駅九度山。
そんな道の駅九度山近辺にあるのがそば処 幸村庵。
ずーっと気になっていたが、駐車場問題やアクセス的な部分で敬遠していました。
そんな今回、そば処 幸村庵に食べにいきました。
注:手打ちそばの為、蕎麦がなくなり次第その日の営業を終了するようです。
そば処 幸村庵 来店、レビュー
まず駐車場問題。
そば処 幸村庵では駐車場はほぼあって無いようなものなのと、周辺の町内無料駐車場を使うのがポピュラーらしく、今回は幸村庵前の無料駐車場を利用しました。
真田庵無料駐車場。無料なので仕方ないですが車両同士の間隔は狭めです。
向かいに柿の直売がやってました。
道の駅とは反対側に進むと、真田庵と幸村庵の案内看板が。
看板通りに進むと、左に真田庵、右の超狭い道を進むと幸村庵が見えてきます。
なぜだか、この段階で美味しそうな出汁の香りが漂ってました。
そして一応あって無いようなと紹介した駐車場。
軽自動車がギリギリ通れるくらいの道で、止めれる台数は不明(ネットの情報だと6台らしい)、下手なドライバーが来たら詰むこと間違いなし。
そしてついに辿り着いたそば処 幸村庵。
せっかくなので正面口から入ります。
そば処 幸村庵の入口。
12時くらいに来ましたが、ウェイティングリストで3組ほど待ってました。
また、待つ場合は外の椅子で待つ為、雨の日は大変かも。
そば処 幸村庵の特徴
“九度山に居ながら本場信州のそばが楽しめる”をコンセプトに長野県上田市にそば職人を派遣し修行、当面そば粉は信州産のそば粉を使用し本場信州と全く同じ打ち方で作った蕎麦を提供しているのが特徴。
木造平屋建ての古民家を改装し風情を感じる店内に真田を感じさせる六文銭などを工夫が盛り込まれるようです。“そば処 幸村庵のパンフレットを参照”
また、そばはツルツルと喉越しが良い二八そばに濃い口のそばつゆを使用。
かけそばのツユは関西風の薄口だそうです。
当店は新聞掲載や南海電鉄のフリーペーパー、お出かけP-nattsにも掲載されており、場所も相まって隠れた名店とも言えます。
なお手打ちそばなので、蕎麦がなくなり次第営業を終了することもあります。
そば処 幸村庵 メニューと実食レポ
ウェイティングに書いたあと、だいたい20分後に案内されました。
店内からの外の風景は風情を感じられます。
絵画やライト部分に六文銭があったりと店内は古民家ながら真田を感じられる部分が盛り込まれています。
メニュー
冷たいそば
ざるそばはもちろんのこと、天ぷらそば、つけ鴨そば、お店では珍しい?ツナおろしそば。
温かいそばでは
- かけ
- たぬき
- にしん
- 天ぷら
- 鴨南蛮
御膳系もあります。
一品料理とお飲み物。
12月に来店しましたが、限定数量の信州上田みどり大根を使った辛み大根おろし蕎麦がありました。
その他、釜あげしらすそば等、季節に合わせたメニューもあるようです。
天ぷらそば(冷)大盛りを注文
せっかくなので天ぷらそば大盛りで注文しました。
テキパキとした対応できた天ぷらそば大盛り。
12月来店だったからか、蕎麦は非常に香り高い。新そばのような感じでした。
12月以外だとまた違うかも?
蕎麦だけを頂くと、ツルツルっとした口当たり、細めの麺ながら確かな弾力に二八そばながら風味が非常に豊か。
ツユは出汁が効きながら醤油のキリッとした濃い口のそばつゆ、個人的に好みでしっかりと出汁が効いています。
ツユにつけて食べれば爽快な喉越しに弾力、蕎麦豊かな風味が喉を通るときに広がります。
細めの麺に弾力と喉越しで食べ応え、すすりごたえがあります。
これはズルズルと食べてしまう系の蕎麦です。やくみで味変しなくても濃い口のそばつゆが好みなら飽きずに食べられます。
ちなみに天ぷらはサクサク、香りも良いがオクラの天ぷらは塩味が強め、抹茶塩が添えられていました。
そば湯はトロッと、二八そばだからかスーッとしたそば湯でした。
正直大盛りでも足りないくらいに美味しくいただけました。ごちそうさまでした。
そば処 幸村庵 評価まとめ
今回12月と寒い時期に来店しましたが、二八そばながら豊かな風味と香りに喉越しの良さ、和歌山で信州蕎麦が味わえる美味しいお蕎麦んでした。
九度山にきたら立ち寄りたい、歴史と古民家の風情も魅力もあるお蕎麦屋さんでした。
次は御膳でまったりと風情を楽しみながら、蕎麦を舌鼓したいですね
店名 | そば処 幸村庵 |
住所 | 和歌山県伊都郡九度山町九度山1404 |
営業時間 | 11:00~18:00 蕎麦がなくなり次第、閉店 |
定休日 | 月曜(祝日の場合、翌平日) |
駐車場 | 無 (町内無料駐車場を利用するのがおすすめ) |